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ステレオ3D画像の作り方.
1) スクリーンショットを撮る.
・まずは撮りたいSSを普通に撮影します.次に今の映像とは違う方の目で
見た映像のためのSSを撮影します.
自分の前に被写体がいる場合は,カメラだけをほんの少し回して撮影します.
自分の主観視点で撮影する場合は,シフトを押してほんの少し横に移動して撮影します.
「ほんの少し」に自信がなかった場合は細かく移動して何枚も撮影しておくと良いでしょう.
注意点
・左右の視点(撮影地点)が離れすぎていると,顔や剣などが飛び出しすぎた不自然に
立体な画像になってしまいます.逆に近すぎるとあまり立体ぽく見えません.
どちらかといえば,飛び出しすぎたステレオ画像になってしまいやすいといえます.
・たくさん PCがいる場所では他人が移動してしまうとステレオペアのソースに使えません.
動いていない一瞬の撮影をねらう必要があり,不向きです.
背景を合成して誤魔化すことも不可能ではありませんが,
テクスチャと表示が鮮明すぎて,人間の脳味噌を騙せるほどの誤魔化しはムリです.
・草やキャラクター(モンスも)は脈動しています.
「右にもっとも動いた時」などのようにしてSSを撮らないと
立体で見た時にチカチカ・ギラギラする画像になってしまいます.
・魔法のエフェクト,古墳の中の火の玉,霧,空の雲などは絶えず動いているので
ステレオペアの画像を撮るのは非常に困難です.避けた方がよいです.
魔法エフェクトなどは何度も撮影していればたまたま同じ場面を撮影できる可能性がありますが,
運任せであることは言うまでもありません.
ただ,空の雲の流れに関してだけは例外で,フォトショップでレイヤーを扱える人ならば
空の部分だけ左右で同じ雲をはめこんで処理できます.
古墳の "火の玉"などもフォトショップで移動したり消したりしやすいと言えます.
・撮影点は低めの方が床のおかげで奥行き感が強調されていい感じに見えやすいです.
一方,コピーライト表示がキャラにかぶってくるので低すぎてもダメです.
コピーライトのテロップ部分から下は切り取るつもりでいてください.
・背景が一枚絵の所だとカキワリみたいになるので凹凸がある方が楽しめる気がします.
2) 編集する.
・512x384の画像の中から,立体にみせたい部分を切り出します.
被写体を中心に縦長に切り出します.
平行法で見る画像を作る場合,だいたい片方 300pixel以下の幅が望ましいです.
背景・遠景のテクスチャで目安をつけて切り出すと
左用と右用で同じ範囲を切り出しやすくなります.
例えば背景に見える山の稜線の尖がった所を目安にしたり,
ドア・柱の端などを目安に共通する範囲を切り出します.
3) 実際のやり方(私のやり方をそのまま書いているのでこのとおりである必要はありません)
・フォトショップに左右の画像を読み込ませる.
・左右の画像を見比べて,切り出す範囲を検討,背景で目印を決める.
・左用画像で矩形選択ツールで選び,切り抜きする.
・画像サイズで幅を 2.1倍くらい(700ピクセル程度)にして右に余白を作る.
・右用の画像で矩形選択ツールで選び,Ctrl+C(コピー)する.
・左用の画像にCtrl+V(ペースト)する.(右用の画像がレイヤーとしてペーストされる)
・Ctrl+A(全画面選択)して移動ツールで右用の画像を右に移動する.
・Ctrl+D(選択解除)して適度な大きさで表示させて立体視の具合を確かめる.
・背景があっていなかったら矩形選択ツールで調整する.
・空が画像に入っていて,雲の位置が違っていた場合は,右の画像で
空の部分を投げなわツールでおおまかに選び,削除(delete)する.
空と背景の境界は根性で奇麗に消すか,消しゴムツールの
エアブラシなどでぼかして消すのがお薦め.
左用画像のレイヤーでCtrl+A Ctrl+C Ctrl+V Ctrl+Aして左用画像をコピーして選択,
移動ツールで右用画像の空部分に移動させる.
Ctrl+D(選択解除)して適度な大きさで表示させて立体視の具合を確かめる.
・レイヤーを表示部分の結合でひとつにまとめる.
・レイヤーの複製でレイヤーをコピーしてCtrL+L Shift+Ctrl+Lで
レベル・コントラストを補正する.
往々にして明るすぎる画像になってしまうので,レイヤーの不透明度で
好みの明るさにする.
・画像のサイズを立体視できるサイズに調整する.
ターゲットとなるディスプレイに実際に表示した時のサイズが,
画面に定規を当てた時に 10cm程度までしか 平行法で立体視するのはムリ.
ゆえに画像解像度で大きさを調整する.
(この処理を略す場合は画像のビュアで縮小などして見てもらうことになる)
・jpeg等,好きなフォーマットで別名保存して終了.
4) 見かた
・画面から 30cm程度離れ,リラックスして遠くを見るつもりで見ます.
左右の画像が中央に寄り始めたら,左右で同じもの,例えばキャラクターの
目や頭が重なるように頭を傾けます.
苦手な人はまん中にプラスチックの下敷きを立てて見てみると良いです.
・慣れると画面からの距離に関係なく 5秒程度で見れるようになります.
左右幅のありすぎるステレオペアの限界などもわかるようになります.
5) その他
・10inch 1024x768のディスプレイで,幅700pixelくらいが平行法の限界です.
15inch 1024x768のディスプレイで,幅600pixelくらいが平行法の限界です.
・htmlソースに表示サイズを指定して,でっかいディスプレイの人用に
縮小した表示を用意しておくのも親切です.
この方法なら実際にサイズを変更した画像を何枚も用意しなくてもすみます.
・ちなみに下に示す画像は左右の視点が離れすぎているし,
空(雲)の処理を考慮する以前に作ったのでなにか気持ち悪いと感じてもおかしくありません.
copyrightの表示されている部分もカットした方が見やすいかもしれません.
img src="http://naokiend.ld.infoseek.co.jp/p/3d041229.jpg"
img src="http://naokiend.ld.infoseek.co.jp/p/3d041229.jpg" width=400
img src="http://naokiend.ld.infoseek.co.jp/p/3d041229.jpg" width=300
手書きでこんなのもできるようになります.
サイズ変更
サイズ変更
おしまい